金星の太陽面通過
2012年 06月 09日
2012年6月6日に今世紀最後の金星の太陽面通過が見られました。新潟では雲の合間から時折太陽を観察することができました。次回は105年後の2117年12月11日です。
前日に太陽を観察する減光フィルムをNさんからいただきました。このフィルムを使用すると太陽が赤みを帯びずに観察できます。そこで,NikonD5000に300mmの望遠レンズを付け,先端にフィルタを装着しました。翌日の新潟の天気予報は明け方は晴れで,昼頃から曇り。今回を逃すと一生見る機会がありませんので何とか太陽が姿を現してくれることを祈りました。
先日の日食のときに購入した日食グラスは今回も役に立ちました。
蝕は7時10分に始まりました。最初の写真は8時47分に撮影。曇っていますが,雲の合間から日が差したところでなんとか撮影。肉眼でも金星の黒いポッチが見えました。
10時07分。徐々に青空が広がってきましたが,もうすぐ授業です。
10時36分。せっかくの機会なので,授業の前に学生さんたちにも金星を見てもらいました。この7分前に金星は太陽面のもっとも内側を通過しました。
11時50分。授業が終わって来てみると,太陽の位置がだいぶ変わっていました。
13時10分。金星が太陽のへりに近づいた頃に再び曇ってきました。
13時39分。金星が太陽のふちに達し,徐々に姿が消えて行きます。あと10分です。
13時57分。この10分前に蝕が終わりました。
撮影した写真は天空を頂点にして撮影しましたので,金星の軌道が曲線を描いています。今回は三脚にカメラを載せてライブビューで太陽を視野に入れて,拡大した像を見ながらピントを合わせました。そのときに,デジタルカメラのチルト式液晶画面が役立ちました。チルトで液晶画面を見易い角度に向きを変えられることができなければ今回の撮影は不可能でした。あと,ライブビューを使うとバッテリーがすぐになくなります。替えのバッテリーは必須でした。
前日に太陽を観察する減光フィルムをNさんからいただきました。このフィルムを使用すると太陽が赤みを帯びずに観察できます。そこで,NikonD5000に300mmの望遠レンズを付け,先端にフィルタを装着しました。翌日の新潟の天気予報は明け方は晴れで,昼頃から曇り。今回を逃すと一生見る機会がありませんので何とか太陽が姿を現してくれることを祈りました。
先日の日食のときに購入した日食グラスは今回も役に立ちました。
蝕は7時10分に始まりました。最初の写真は8時47分に撮影。曇っていますが,雲の合間から日が差したところでなんとか撮影。肉眼でも金星の黒いポッチが見えました。
10時07分。徐々に青空が広がってきましたが,もうすぐ授業です。
10時36分。せっかくの機会なので,授業の前に学生さんたちにも金星を見てもらいました。この7分前に金星は太陽面のもっとも内側を通過しました。
11時50分。授業が終わって来てみると,太陽の位置がだいぶ変わっていました。
13時10分。金星が太陽のへりに近づいた頃に再び曇ってきました。
13時39分。金星が太陽のふちに達し,徐々に姿が消えて行きます。あと10分です。
13時57分。この10分前に蝕が終わりました。
撮影した写真は天空を頂点にして撮影しましたので,金星の軌道が曲線を描いています。今回は三脚にカメラを載せてライブビューで太陽を視野に入れて,拡大した像を見ながらピントを合わせました。そのときに,デジタルカメラのチルト式液晶画面が役立ちました。チルトで液晶画面を見易い角度に向きを変えられることができなければ今回の撮影は不可能でした。あと,ライブビューを使うとバッテリーがすぐになくなります。替えのバッテリーは必須でした。
by geomantleh1
| 2012-06-09 16:46
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